一杯のコーヒー
僕は、飲み会だとひたすら飲みますが、
家では殆どお酒を口にしません。
飲んでしまうと頭が回らなくなるというのもありますが、
そもそもそんなにお酒が好きなわけではないようです。
会話のおつまみにお酒を飲んでいるという感じでしょうか。
ということで、家でお酒を飲むときは特別なときです。
クリスマスだったり、誕生日だったり、お正月だったり。
めったに飲まないお酒を飲むのですから、
せっかく飲むならおいしいお酒を、と思っています。
仕事のときでも、睡魔が襲ってくるのを防ぐために
コーヒーを飲んだりします。
いつもいつも缶コーヒーを買うのもアホらしいのと、
せっかくだからおいしいコーヒーを飲もう、と思うので、
サラリーマン時に出向していたときは、
コーヒーセット(豆、砂糖、フィルター、ミル)を
持参で就業していました。
朝っぱらから、豆を挽きまくっていたのですが、
就業1時間前に入場していたので、人はまばらです。
それほど迷惑は掛けていなかった?と勝手に思っています^^;
ただですね、普段、人目を気にしない僕でも、
さすがに自分だけで落したコーヒーを飲むのは気になりだし、
隣の人たちにお裾分けし始めたのです。
僕のチームは25人くらいだったのですが、
そんなにお裾分けしきれないので、
机が一塊になっているご近所さんだけ。
・・・毎日お裾分けしていたので。。。
この塊が最小単位のチームでもあったわけですが、
この中に日本人は僕を含めて二人だけ。
後は韓国人でした。
韓国では、年上の人の意見には絶対服従という国らしいのですが、
僕より年下ばかりの状況の所為か、年上の僕が入れたコーヒーに
感激され、すっかり仲良しに。
技術では、韓国人の面々はすごくスキルが高かったのに対し、
僕はシステム開発し始めの使えない奴でした(笑)
このとき、僕は設計をしていたんです。。。
そんな駆け出しの人間に対し、全力でフォローしてくれました。
残業とかも惜しますに。。。
彼らは、残業してもお金にならない契約だったのに。。。
言葉も上手く伝わらない状況でもあったわけですが、
人情というものに国境はないようです。。。