社員のための会社づくり そして、社員の家族のための会社づくり

“会社の一番の財産”である社員のために、力の限りを尽くして邁進していく。 「社員満足度100%への挑戦」は、 永遠のテーマです。

年俸制っていう誤解

プロ野球選手など、年俸いくら・・・なんていう記事を見ると

普通では考えられないくらい高額だったりしますよね。

日本のプロ野球の場合、最低額は400万円くらいだったかな?

プロ野球選手に限らず、プロ選手は、日夜鍛錬を怠らない。

試合があるとき以外はすべてオフ、というわけにはいかない。

試合が無いときも、試合の前後も、試合に向けた調整が必要なのだ。

もちろん、どんなに努力したって、その年の年俸に変動は無い。

変動するのは、来期の年俸だ。

自由契約(解雇)になるかもしれないし、

大幅アップになるかもしれない。

プロ選手の年俸を見ていると、

究極の成果主義と思える。

さて、サラリーマンの世界にも、年俸制という言葉が聞かれる。

成果主義を目指した結果かもしれない。

ただし、プロ選手と同じという認識が強いが、

全く違うものと認識しなくてはならない。

つまり、誤解が多い。

年俸制で契約する場合、

それは一日8時間、週40時間で仕事した場合の給与だ。

それ以外に仕事をさせられたら、残業代を請求できる。

雇用者が、年俸制を盾に残業代を支払わなければ、

それは労働基準法違反だ。

ただし、簡単にはそういえない場合もあるらしい。

たとえば、そもそも高額の給与で契約している場合だ。

・・・この辺のデリケートな部分の説明は専門家に任せよう。。。

管理職という言葉だけで残業代を支払わない会社が、

ことごとく司法で裁かれている。

出勤時間が決まっている人たちは、管理職ではない。

部長という肩書きがついていても・・・だ。

次に司法で裁かれるのは、年俸制を悪用している会社だそうだ。

働いた時間数で給与を割ると、時間当たりの金額が

最低賃金を割り込んでいる会社は即やられるだろう。

雇う側のモラルが重要ではあるが、

それを悪用している会社にいる人たちは、

将来を考えた方が良い時期に来ていると思う。。。