シュガー社員の皆さんへ・・・社会人というプロ意識
野球には、プロ野球というものがある。
それ以外は、アマチュア野球ということになる。
日曜日に、お父さん達が頑張っているのは草野球って呼ぶし、
子供達がやっているのは少年野球だ。
呼び方は違えど、アマチュアだ。
やっていることはプロもアマも野球だけど、根本的に違うことがある。
野球をやって生活しているかどうかってことだ。
自宅の水道が壊れたとしよう。
タウンページで調べて、格安の工事業者を見つけた♪
やってきたのは、自称アマチュア水道工事さんだったら、
あなたはお金を払うだろうか?
いや、そもそも工事を依頼するだろうか?
たとえ入社1日目であったとしても、
お客さんの所に行ったら、プロとして行動しないとならない。
それが水道屋さん(=プロ)というものだ。
お昼ご飯に、近くに出来た格安の定食屋さんに行ったとしよう。
ここの定食はすべて200円だったとする。
ありえない値段だったが、食べてビックリ、
食べられないほど不味い料理だったら、あなたはどうする?
200円だったらこんなもの、と思って納得するだろうか?
殆どの人が、料理している人を羨望の眼差しで見ることは無いだろう。
金額の前に、おいしいものを作って、はじめて料理人(=プロ)だ。
人からお金をもらうという行為は、プロとして行動するってことだ。
これは商売に限らない。
会社からもらう給与だって同じだ。
会社から給与をもらう以上、その対価として、
プロとしての労働力を提供している。
会社にパラサイトしているシュガー社員は、
プロ意識を持たなければならない。
入社したその日から、貴方はプロなのですよ。
・・・と、「シュガー社員が会社を溶かす」(田北百樹子 著)について
感想を書く約束だったので書いてみました。
前にも書きましたが、弊社にはシュガー社員はいません。
でも、思えば、自分自身が昔はシュガー社員だったと思います。
「シュガー社員が会社を溶かす」(田北百樹子 著)の冒頭に
出てくるシュガー社員とは違うけれど、自分自身に甘かったとは思う。
つまり、プロ意識がなかったように思うのだ。
シュガー社員からの脱出は、
「自らの気づき」が大事なんだな。
気づきが無いまま定年を迎えてしまったら・・・、
恐ろしいことを想像するのは止めよう(笑)