値段を決めるっていうこと・・・その2
サービスの提供する側も享受する側も、あるサービスに対して
値段をつけるという行為をしている、と書きましたが、
享受する側が値段をつけるという行為をしなかったらどうなるでしょう?
一般的に、
価格の高低が分からないまま購入するか、
やみ雲に値下げ交渉するか、
のどちらかでしょう。
みなさんには、やみ雲に値下げ交渉する困ったチャンには
なって欲しくないです。
これでは、単に嫌な客になるだけです。
お互いの信頼関係も何も、あったものではありません。
値段交渉する際には、値段を下げて欲しい根拠を提示しないとなりません。
特にサービスについては。。。
もう一つ、サービスの値段をつけられない場合にとる行為があります。
アイミツ(相見積もり)です。
いくつもの会社に見積もりを出してもらい、
そのサービスの一般価格などを知る、という行為です。
見積もりを出すだけで、時間がかかりますから、
見積もりを出す会社はコストがかかります。
ですから、アイミツだと分かった瞬間に、力を入れて見積もりを作らない
という会社もあります。
頑張っても無意味になる確立が高いですからね。
一般的価格を知る意味では、アイミツは正しいです。
しかし、見積もりは、各社がいろいろな角度で考えた結果を出しているだけで、
安い=一番いい ではないと言う認識が重要です。
たとえば、ホームページの作成を依頼したとして、
20万円の会社と100万円の会社があったら、どっちに依頼しますか?
内容も全く一緒だとしたら、値段としては20万円が良いに決まってます。
しかし、20万円の会社がベストかどうかは、値段だけでは分からないのです。
理由は、デザインだけは、デザインする人の数だけデザインが存在するので、
同じものは存在しません。
100万円の値段付けをした会社は、集客力の高いホームページを
作る会社かもしれません。
つまり、サービスを享受する側が、費用とその効果を考える必要があります。
サービスを享受する会社がサービスの値段付けるという行為を
怠けてはいけないのです。