社員のための会社づくり そして、社員の家族のための会社づくり

“会社の一番の財産”である社員のために、力の限りを尽くして邁進していく。 「社員満足度100%への挑戦」は、 永遠のテーマです。

値段を決めるっていうこと・・・その3

サービスを享受する側が、値段を決められない場合がある。

それは、0円(無料)っていうやつだ。

無料なのに、お金を払いますよ、とは言えないものだ。

あるお店に行って、

ここにあるもの、好きなものを好きなだけ持っていって良いですよ、

といわれたら、ハイエナのごとくみんなが持ち帰り、

お店のものはすっからかんになるでしょう。

公園に行って、

ここの水道から出る水を、好きなだけ飲んで良いですよ、

といわれたって、大して飲まないですよね。

あるお店の商品と公園の水の価値を判断しての行動です。

無料だからって、誰もが飛びつくわけではないわけです。

では、みんなが憧れの、有名ブティックに行って、

私からあなたに何でもプレゼントします、って言ったらどうでしょう?

気持ちよく、商品を物色しますよね。

例えばそれが、、私が私の妻にそんなことを言ったのだとしたら、

私の財布がとんでもないことになります。

怖くてゼッタイに言えない台詞です。

では、ちょっと小金を持っていそうなオッサンが、

20歳そこそこの綺麗なおね〜さんに言ったのだとしたら、

その綺麗なおね〜さんは気持ちよく商品を選べますかね?(笑)

・・・選ぶ人もいるんだろうけど。

つまり、

あるものが無料と言われたって、いらないものはいらない。

無料というものには、そのウラがある。一部を除いて。

というものでしょう。

タダ(無料)ほど高いものはない、って言いますからね。

宝石屋さんで、クリーニング無料っていうのは、

クリーニングしている間に商品を勧められるからです。

物質(ものじち)があるから、逃げられないですよね。

駅で配っているティッシュは、広告です。

広告効果があるから配っているはず。

家を建てる際に作っている設計書は、

契約したときに設計料を込みで支払っているはずです。

もちろん、請求書の中にまぎれて分からないでしょうけど。

むかしあった、公共事業の1円入札なんて、

1円ではゼッタイに赤字だけど、実績のためにやるんです。

公共事業は、実績のない会社に冷たいですから。

僕が何を言いたいのかというと、

無料って言ったって、人が介在している以上お金はかかっているわけで、

その費用負担を誰がしているのかという違いだということを、

無料のサービスを享受する側も把握しておかなくてはならない、

ということです。

見積書を提出するのに、お金を請求する会社は無いでしょうけど、

無料だからって、相手のことを考えずに要求するのは

結果的に自分に不利になるでしょう。

発注者も受注者も対等だと思ってます。

信頼関係っていうのは、僕の中では軽い言葉で、

愛のある関係っていうのが、僕の中ではシックリくるかな♪

営業マンはもちろん、税理士や社労士の先生方が

毎月来社してくれているの、こっちから出向かなくてラッキーって

思っている経営者の皆さん!

本当に得してますか???