雇用
先日、アクリフーズの社員が、農薬混入で逮捕されましたね。
混入させた社員には同情の余地は全くありません。
そのために被害を受けたのは、会社はもちろんですが、
同僚の方々も、仕事ができなくて困ってるでしょう。
本人が、会社に不満があったと言っているようですね。
会社も、一方的に給与体系を変えたようです。
この会社を推測するに、給与体系を変えなくてはならない
原因が発生していたようですが、
そもそも従業員は給与に不満を持っていたようでもあります。
だからと言って、
個人がつまみ食いできる環境を
放置していた会社ってどうなんでしょう。
この会社のレベルが問われる気がします。
雪印を思い出しますね。
牛乳をつまみ食い?飲み?している社員を。
給与に不満があるから、社員が腐るんですよ。
不足分を、働かないことで回収しているわけです。
そうなったら、負のスパイラルですね。
従業員の評価というのは難しいです。
特に、みんなで作業している現場での、個々の評価は難しいです。
そんな共同作業の工場での話ですが、
中国のある工場の評価を参考にお話ししますと、
作業者が行った成果(組み立てた量)で給与が決まるとのことでした。
時給でも月給でもなく、組み立てた量です。
たくさん組み立てられる人が給与が多い。
まるで内職のようですね。
成果主義です。
成果で給与が決まるなら、遊んでいる暇はありませんね。
遊ぶなら、それはそれでどうぞ、ということになります。
会社にいるだけで残業代を稼ごうと思っている人には、
耳の痛い話ですね。