社員のための会社づくり そして、社員の家族のための会社づくり

“会社の一番の財産”である社員のために、力の限りを尽くして邁進していく。 「社員満足度100%への挑戦」は、 永遠のテーマです。

事業構想大学院大学・・・その4

ある時、大学院の同期が、一枚の紙(資料)を僕にくれました。

内容は伏せますが、僕のテーマにしている人材についての

情報が記載されていました。

もちろん、この1枚で事業構想が出来るものではありません。

どこまで盛り込めるかもわかりません。

しかし、僕のためにざわざわ学校まで持ってきてくれる、

そんな彼の気持ちは本当に感謝してもしきれません。

本当に嬉しかったです。

彼にとって僕の構想は、良くても悪くても

何の興味もないでしょう。

しかし、僕のテーマを覚えていてくれて、

そこにこの資料のエッセンスを加えてみれば?という

ご提案なわけです。

通常の会社で言えば、

全く別のフロアの別部署の方が、

これはここの部署に必要な資料だと思ったので持ってきましたよ!

という無茶苦茶ありがたいお節介です。

きっとそんなこと出来ている会社なんてないでしょう。

他部署のことは他部署任せ、でしょうから。

何てすばらしい繋がりなんでしょう。

そういう意識の高い人たちの中にいると、

こちらも皆さんのために何かをしていかないといけないという

使命感が出てきます。

でもここには、一つの重要なことが隠れています。

それは、最初に僕の方からの発信があった、ということです。

みんなは超能力者ではないので、

誰が何を考えているのか?

どんな問題に直面しているのか?

そもそも、仕事って何しているのか?

などなど、何もわからない集合なわけです。

そこに僕の情報を投げかける、

情報を発信することこそ、情報を受け取るための仕組みなわけです。

新事業の立ち上げ時など、

真似されないように情報を発信しない人(会社)っていますけど、

きっと低いレベルで纏まってしまっているのでしょう。

非常にもったいないです。

そういえば、僕にアドバイスしてくれた先輩もいらっしゃいました。

ありがたいです。

お互いがお互いを高めあう、事業構想大学院はそんな場所なんです。