社員のための会社づくり そして、社員の家族のための会社づくり

“会社の一番の財産”である社員のために、力の限りを尽くして邁進していく。 「社員満足度100%への挑戦」は、 永遠のテーマです。

資産

バブルの頃、

我家には不動産業者がしょっちゅう来ました。

土地を売ってくれないか?と。

土地ね。。。

まったく売りませんでしたよ。

僕の祖父は。

資産のことだけを考えれば、

ぜ〜〜〜んぶ売って、現金化しておけば、

今頃は今の数倍の資産を手にしたでしょうね。

僕らがどこに住むのかは別にして。

そんな状況でしたが、売りませんでした。

もちろん、もっと上がってから売ろうと

思っていたわけではありません。

売らなかった理由はただひとつ。

先祖から受け継いだ土地を手放したら、

もう二度と先祖の土地が戻ってこないから。

当たり前ですけど、ものすごく簡単な理由です。

手放しちゃったら、もう戻ってこないんですよ。。。

先日、大手ベンダーが技術者を募集していました。

ソフトウェアではなく、ハード系の募集でしたけど。

その会社はですね、以前リストラとかしているんですよ。

会社の経営で言うと、リストラしないと厳しい財務状況

だったんでしょうね。

その頃に涙をのんで、やめていった人もいるんでしょうね。

優秀な人から辞めていきますけどね。

MBA的な経営をするなら、不要な人件費を削る、

当たり前の話です。

でもですね、技術者の脳にあるノウハウは、

会社の資産である、という発想ができないと、

これからの技術ノウハウを会社に蓄積することは

出来ないと思ってます。

ドキュメントや特許技術が残っていればいい?

それは資産ではないですね。

車みたいなものでしょうか。

今は資産だけど、いつかゴミになる。

人はゴミにはなりません。

人こそ資産。そう思ってます。