社員のための会社づくり そして、社員の家族のための会社づくり

“会社の一番の財産”である社員のために、力の限りを尽くして邁進していく。 「社員満足度100%への挑戦」は、 永遠のテーマです。

同一労働同一賃金?・・・その2

節酒しているせいで(おかげで?)、

3日から仕事をはじめられてしまっています。

役所に提出する書類(これも年末にあらかた準備終わってた)を

郵送することと、書籍関係の整理だけですけどね。

お酒飲まないと、仕事が進むな〜。

ということで、前回の続きです。

なぜできないのか、

それは評価をしてこなかったからです。

うちの会社はしているよ?とおっしゃる人は多いですよね。

もちろん、会社毎に、評価というものをしてきたでしょう。

どちらかというと、評価してきたつもり、といった方が正解ですね。

ほとんどの会社は、適正な評価が出来ないでいます。

まず、新入社員の給与は、他社の給与と比較して決まったりしています。

そうでなければ、ある会社の新入社員給与は50万円、なんていう

会社があったっていいわけです。

いつの間にか、自社の賃金テーブルで管理されています。

10年後、20年後の自分の給与なんて、

先輩を見れば大体わかるわけです。

会社に失望するのも、このテーブルにがっかりすることかもしれないのです。

話を元にもどしましょう。

他社と比べての評価でなく、自社の評価なのだから、

同一労働同一賃金というのが出来るのは?と思うかもしれません。

では、人事部長と経理部長の賃金は同じでしょうか?

この二人は同一労働でしょうか?

職業経験、能力、成果が相対的に同じな人事部所属の社員と

経理部所属の社員は同一賃金なのでしょうか?

片方は定時退社していて、

片方は深夜まで残業しなくてはならない環境であっても?

その残業理由は、

定時退社している社員は能力が高く、仕事を片付けていて、

深夜まで残業している社員は能力が低く、仕事が終わらない場合であっても?

もしそうなら、

能力が低い社員は残業代を稼げるけど、

能力の高い社員は残業代が稼げないことになるけど?

その分を賞与で払えばいい?

そんなことはみんなが納得しないし、

納得できるような賃金テーブルの作り方なんて、無理です!

なぜできないでしょうか?

それは簡単。

相対評価だからです。

・・・つづく