社員のための会社づくり そして、社員の家族のための会社づくり

“会社の一番の財産”である社員のために、力の限りを尽くして邁進していく。 「社員満足度100%への挑戦」は、 永遠のテーマです。

大入袋・・・その1

連日、オリンピックテレビ観戦で、仕事が深夜になってしまってる小川原です。

最低賃金上げるってことに注力してしまう流れはあまり面白くないよね、
という話をします。
もちろん、収入アップになることはいいことなので、
そこを否定したいわけではありません。

企業によっては、
お客さんよ、もう来店しなくていいよ!
と感じてしまうくらい無茶苦茶忙しい時期と、
お客さんがいつくるのか?と
首をながーーーーーくしている日が続く時期
がわかれていたりします。
最低賃金が底上げされてしまうと、
どちらも同じようにお金を支払って、
つまりわかりやすくアルバイトだと仮定すると、
忙しくても暇でも同じ時給を支払うことになります。

ここでアルバイト目線で言うと、
忙しくても暇でも同じ時給なのだから、
暇な方が楽でいいよね!となります。
…本当に暇なのは逆に楽じゃないけど
さらに、どんなに忙しくても、
会社のために頑張るというよりは、
もっと人を増やせよ!と会社への不満が
出てきたりします。

こんな状況は経営者目線ですとリスクしかない。
忙しいのが異常と考えてしまうアルバイトは、
繁忙期を目前に退職するかもしれなかったり、
忙しいのでお客様目線で仕事できなかったり、
仕事がいまいちなどんくさい同僚を
フォローするよりも攻撃的になったり、
そんなことが発生したりするかもしれません。

こうなると、繁忙期なのに、思ったような売上を確保出来ない可能性もあるわけです。

ここで極端に考えてみましょう。
繁忙期時給1500円
閑散期時給500円(例えです)

一般的時給1000円(都道府県で違うけどわかりやすく)
分かりやすく週40時間 月160時間想定で時給考えます。

繁忙期が年に6ヶ月
閑散期が年に6ヶ月
(こんなお店はあまりないけど)
と仮定すると、どちらも年収192万円です。

じゃ~ずーっと時給1000円でいいじゃないか?
と思われる方もいるかもしれませんが、
経営者からすると閑散期に心の余裕が生まれます。
おい!もっと売ってくれ!と思わなくて済むわけです。
500円なんだし、いないよりいる方が良いし、
適当にやってくれ!その間、こっちは次の一手を考える
という余裕が繁忙期に活かされるわけです。

長くなるので、続きはまた明日にでも♪