セキュリティを脅かすウイルス
三菱重工業のコンピューターが少なくとも50種類以上のウイルスに感染し、
その中には既に7年前に危険性が指摘され、ウイルス対策ソフトを
適切に使用していれば検知できたはずのウイルスもあったようだ。
僕も、以前マシンを20台ほど管理していた時期があった。
あるとき、僕が管理するネットワークが、異常に遅くなったのだ。
最初は、僕が管理していたサーバとして使っていたマシンが
感染源では無いかと指摘された。
もし感染源なら、僕の管理能力を疑われてしまう結果になる。
僕自身、自分が何かしらのヘマをやらない限り、
保護されたネットワークに、外部から攻撃できない環境なので
安心していた部分はあった。
その後、僕の上司に当たる人が、変なEXEファイルを開いてしまったと白状した。
どうやら、ネットワーク管理者がログをたどれば、
誰が犯人か特定することが出来るらしい。
やはりその上司が原因だった。
感染したPCを元の正常な状態に戻すことは出来る。
しかし、どうしても綺麗な状態に戻したくて、
すべてのマシンを初期化して綺麗にしてしまった。
時間として3日かかった。
LINUXマシンにいたっては、数万個のウイルスの卵を発見した。
ダブルクリックで感染決定という代物だ。
そんなの、削除してられないでしょ。
セキュリティ管理で一番大変なことは、
PCを管理している個人の意識を高めることなんだよね。
セキュリティアップデート、やってくれない人多いからね。