株主のために働く!
先日、弊社を退職した当時社員と、2年ぶりに飲みました。
あらためて、何で当時弊社に入社したのか、聞いてみました。
すると、当時は、「株主のために働く」という社会の風潮になっていて
それは違うだろ?と思っていたところに、弊社の求人広告を
見たらしいです。
なるほど!
確かに、村上ファンドやら堀江さんのおかげ?で、
株主のために社員は働く!という世の中の雰囲気だった。
その後、彼らが逮捕され、さらにリーマンショックで景気が悪くなったこともあり
株主偏重の社会(雰囲気)ではなくなった。
1000万円の黒字の会社だった場合、
株主に利益のすべてを捧げるという手段をとったら、
株主600万円、税金400万円という内訳になる。
株主ではなく、役員でも一緒。
これを社員にした場合、
社員1000万円、すごく単純だ。
もちろん、利益は0円という結果になる。
株主や役員が利益を出す=1000万円黒字
社員に還元する=利益0円
ここで問題というか、目に見えないのは、
どちらも会社にお金はない、ということ。
株主や役員は利益を処分(自分たちに還元)したから。
もっとも、村上ファンドやら堀江さんが目指したのは株価を上げることで
株主配当を目的としたものではない。
ただ、アーカイブとしての基本骨子はここにある。