同一労働同一賃金?・・・その3
同一労働同一賃金をやるには、
まず絶対評価の評価基準を作り上げるべきです。
これは簡単ではありません。
一つ一つの労働に対して、金額を付けるようなものです。
しかし、すでに絶対評価で評価されている組織があります。
例えば、営業部です。
1人1人、営業成績が出てしまいます。
この業績の差は、紛れもない能力の差です。
話すことが下手な人でも、遅刻ばっかりする人でも、嫌われ者であっても、
営業成績がそのまま評価なわけです。
歩合で給与が決定する会社は、この評価で十分です。
その他の会社では、単純ではないかもしれませんが、
ある程度の盛り込み方は可能ですよね。
出来なくはないのですが、難しいでしょうね。
今までの会社では。
私はその回答を持っていますが、弊社で試すことがあったら、
ここでも開示します。
やってもいないものを開示しても意味がありませんからね。。。
さて、このように社員同士でも同一労働同一賃金の考え方が難しいのに、
正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトが混在する会社で、
同一労働同一賃金が成り立つでしょうか?
私は成り立たない(形骸化する)と感じています。
同一労働同一賃金を成り立たせるためにはどうすればよいのか?
それは簡単です。
社員という言葉で置き換えてしまえばいい、それだけです。
もちろん、契約形態は違うかもしれません。
違うとはいっても、
月給社員と時給社員、それだけ。
・・・つづく