社員のための会社づくり そして、社員の家族のための会社づくり

“会社の一番の財産”である社員のために、力の限りを尽くして邁進していく。 「社員満足度100%への挑戦」は、 永遠のテーマです。

アルバイトなのに正社員が部下?

僕の経験から・・・。

マクドナルドでバイトもしてましたが、

僕は不動産業と出版業を兼ねていた会社でも

アルバイトをやってました。

ここで、梱包、発送を行っていたのが僕のメインの仕事。

小さい会社ですから、そんな仕事はすぐに終わってしまい

社長に、何か仕事ください!といつも言っていたものです。

決まって、何も無いから昼寝でもしてろって言われて、

お金もらうのに昼寝してはいられないですよ〜って

言い返していたのを覚えてます。

小さい会社ですから、事務や営業なども人数は多くなく、

誰かが休むと社長自らが事務を行っていました。

普段から、仕事が無いときに、事務や営業の手伝いを

行っていたので、大体のことは把握していたつもりなので、

社長に働かせるのは申し訳ないと思い、

僕が代わりを行うことを申し出ました。

おそらく社長も心配だったでしょうが、

そつなくこなしたつもりです。

そんな些細なフォローをしていくうちに、会社のことを

かなり把握していきました。

いつしか、社長の次に、会社のことを知る人材になってしまったのです。

あるとき、事務員さんや営業さん、アルバイトの面々が

集められました。

すると、社長が、

「今日から小川原が君たちの上司だ。

これからは小川原の言うことを聞いて仕事してくれ。以上!」

といってミーティングが終わってしまった。

僕はわけが分からず、社長に「僕はアルバイトですよ?」

と言うと、

「アルバイトでも社員でも、出来る人間が上に立つ、それで良いんだ。

何か文句があるやつがいるなら、小川原以上に仕事が出来ることを

アピールしてくれ」

と言い、誰も反論できないでいました。

僕自身その会社でみんなの上にたってがんばろうとか、

社長も僕をそのような人物に育てようとか、

お互いがそんなことを思っていたわけではないのに、

結果としてそうなってしまったのです。

今でも、この会社での経験は僕の宝です。

何よりトップとしての判断を、社長にいつも聞かされていたから。

状況を説明され、小川原はどうする?

と毎日のように僕の経営感覚を磨いてくれたのです。

後に、僕はこの会社で役員になりました。

特殊な例かもしれないけど、

僕は僕がラッキーだったわけではないと思ってます。

皆平等に育てられ、皆と同じことをやらされてきた学校教育で、

自分で考えるという側面がなくなってしまってる人が

たくさんいるんじゃないかな?と思うのです。

そういう意味で、僕は変わり者です。

僕は、非正規で働く方にも、非正規の方を雇っている経営者にも

大どんでん返しがあるという夢がある会社作りを

してもらいたいと思ってます。

P.S.

ちなみに、僕は部下に社員がいましたが、

アルバイトでしたので時給で給与をいただいてました。

だから、社員の方が給与が高かったとは思います。

部下の方が給与が高いので、奢ったことはありませんでした^^;